2006 年
2 月
28 日
「このゆびとーまれ」代表惣万佳代子さん講演会
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2月26日に『このゆびとーまれ』の惣万佳代子さんの講演会(主催:品川地域協議会)を実施しました。(上段・中段の写真は講演会で使われたもの・上段中央が惣万佳代子さん、下段は講演会の様子)
『このゆびとーまれ』は「誰もが地域で暮らす」という理念のもと、同じ場所で赤ちゃんからお年寄りまで、障がいのある人もない人も一緒にケアをおこなっている小規模多機能と呼ばれるケアハウスです。
惣万さんは「同じような人たちだけで1つの村を作ってはいけない」と12年間言い続けてきたそうです。理由は「老人だけ」「子どもだけ」「障がい者だけ」といった同じ様な人たちだけでコロニーを作ると相乗効果がみられず、一人一人が輝くことができないためだといいます。
『このゆびとーまれ』では認知症のお年寄りが20代30代のスタッフより上手に子どもをあやしたり、子どもたちがお年寄りの介護を手伝ってあげたり、利用者として通っていた障がいのある子どもが成長して立派な有償スタッフとして働いていたりと、全ての人が豊かな人間関係のなかで育ち、一人一人の顔が輝いていました。
日本では1つの施設で老人だけで50人、100人暮らしています。女性ばかりの村や、男性ばかりの町、老人ばかりの市などあったら誰もがおかしいと感じるのに、施設をつくるときは全て縦割りで「子どもだけの施設」「高齢者だけの施設」「障がい者だけの施設」がつくられていきます。
『このゆびとーまれ』を見るとその状況がいかに不自然かがわかります。そういった施設では、お年よりも、障がい者も、子どもたちも支援を一方的に受けるだけになってしまい、人の役に立つ喜びを感じることは少ないのではないでしょうか。
惣万さんは最後に、赤十字の理念である「明日の100人より今日の一人を助ける」と、アメリカ大統領だったケネディの言った「この国が君たちのために何ができるかではなく、君たちがこの国のために何ができるかを考えてほしい」という言葉が好きだという話をされました。また「国民一人一人が、自分のできることを行動に起こした場合、日本が変わる。」とも話されていました。
惣万さんは実際にその言葉を実行してきたのだと思います。私一人の力には限りがありますが、いろいろな人たちと力を合わせて、住みよい品川になるように力を尽くしていきたいと思いました。
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