2005 年
7 月
14 日
夜回り先生こと水谷先生のメッセージ 子育ての事
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都内の大学で開催された水谷修先生の講演会に行きました。 昨年2月に「夜回り先生」を出版して以後、13万通ものメールが子どもたちから寄せられたそうです。その9割が死にたいという内容のメールであり、そのメールの中には、保育園の時からリストカットをしている小学校4年生の男の子からのものまであり、そういった子どもたちをなんとしても守りたいとの思いから今の自分があると語っていました。
今、社会はとても攻撃的になっており、親は会社で「そんな事も出来ないのか」と日々攻め立てられながら生活している。そのストレスをどこで解消するかというと、自分より弱いもの、つまり子どもに対して「あれが出来ていない」「これも出来ないのか」と攻撃することによって解消している。そのため、子どもたちのあいだでいろいろな問題が起こっているというのです。
私自身、それを象徴するような出来事に遭遇しました。通勤時間帯の電車内で1歳半の男の子とお母さんがいました。騒ぐ子どもとその母親に対して周囲の大人からは冷ややかな視線が注がれていました。その、冷たい視線にさらされたお母さんは、無言の圧力を感じたのか、騒ぐ我が子に対して強い調子で叱ったり、足を叩いたりしていました。
周囲から、暖かい視線や言葉があれば、お母さんの対応も違ったものになっていたのではないかと思います。(実際にその子に話しかけたら、知らない人に話しかけられてびっくりしたのか、お母さんに抱きついておとなしくしていました)
水谷先生は、保護者に対してもっと子どもをほめてあげて欲しいと訴えていました。昔の日本には「子どもを10ほめて、1叱る」という言葉があった。今は「10叱って、1ほめていないのではないか」と。しかし、「子どもを10ほめて、1叱る」ことが出来るようになるには、子育て家庭に対する社会の暖かな目と手が必要なのではないでしょうか。
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