2005 年
9 月
2 日
カテゴリ:活動報告
「ヒバクシャ 世界の終わりに」の上映会が終了しました。
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当日は受付の手伝いに行きました。ヒバク(被曝)という重いテーマの映画にもかかわらず、参加された方からは見てよかったとの感想をいただき、うれしく思っています。ヒバクというのが遠い世界の話ではなく、私たちの身近に起こっている出来事であるということが素直に伝わってくる映画でした。
映画の中で驚いたのは、日本の東北地方における乳がんの死亡率のグラフです。(写真参照:ヒバクシャの冊子より)1996年から、東北地方における乳がんによる死亡率がそれまでの3倍に跳ね上がっています。このグラフを作成した肥田医師によれば、がんは最初の突然変異から死亡にいたるまで10年以上の時間がかかることから、1996年のちょうど10年前、1986年に起きたチェルノブイリ原発事故が原因の可能性が高いのではないかと指摘していました。
また、長崎の原爆で使用されたプルトニウムを作っていたアメリカの工場では、風下に「死の1マイル」と呼ばれる地域がありました。そこでは、ほとんどすべてに家にガンによる死者やガン患者がおり、女性はほぼ全員甲状腺障害があるという状況でした。奇形や流産の子どもも多く、中には奇形児を出産後、子どもを殺し自らも自殺をしたという母親もいるそうです。話の壮絶さとうらはらに、スクリーンにはのどかな農場の風景が映し出され、それらの農場でとれたジャガイモや牧草などの多くは日本に輸出されています。
映画の冒頭、イラクで白血病の子どもの一人が薬もないなかで、なすすべなく亡くなっていく様子が映し出されていました。原因は劣化ウラン弾による低レベルでの放射能によるヒバク。それは、遠い世界の話ではなく、すぐそこにある危機なのではないでしょうか。
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